
1981年のカタログです。すでに手を離れており、当店を通っていった記録として掲載しています。
カタログには、その年に売られていた製品が全部載っています。型番、色、価格、素材。年代判定において、これ以上に確かな一次資料はありません。
手元の一足が何年のものか分からないとき、カタログに載っているかどうかで決着することがあります。載っていればその年に存在した。載っていなければ別の年です。
だからこの種の紙物は、売り物であると同時に道具です。持っている業者と持っていない業者では、判断の精度が変わります。
カタログは配られて、見られて、捨てられるものです。翌年には新しいものが出るので、取っておく理由がありません。そのうえ紙は日に焼け、湿気で波打ち、破れます。
ARCHIVE には 1982年のカタログの記録も掲載しています。
買い付けの場所は、カリフォルニア州サクラメント、サンフランシスコ、オレゴン州ポートランド、そしてロサンゼルスのローズボウルに集まる業者からでした。ローズボウルの市が開くのは6時ですが、業者の車は午前1時頃から場外に列を作ります。取引はその列のなかで済んでしまう。6時に一般のお客さんが入ってくる頃には仕事が終わっていました。
※ この個体を具体的にどこで手に入れたかは、追って記載します。
いま、古着の買取業者はいくらでもあります。ただ、店によっては買った値段の10分の1で引き取られることもある。その結果、市場に出てくるのは「もう手元になくてもいい」品ばかりになり、本当に良いものは持っている人が手放しません。
TRADE は買い取る場所ではありません。売り手と買い手が直接つながる場です。値段は売り手が決めます。手数料は合計2.9%、偽物なし、値引き交渉なし。
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