
1960年代のインディアン モーターサイクル、レース用のベストです。すでに手を離れており、当店を通っていった記録として掲載しています。
インディアンは1953年に生産を止めています。アメリカ最古のオートバイメーカーで、ハーレーと市場を二分していた会社です。
ではなぜ1960年代の品があるのか。会社が消えても、乗っている人は残るからです。すでに売られた車体は走り続け、レースにも出る。その周辺で作られる衣類は、会社の生死とは別に存在します。
この構造が年代判定を難しくします。「インディアンの名が入っている=1953年以前」とは限りません。ジップの刻印、生地、縫製から、実際の製造年代を割り出す必要があります。
袖のないベストは、走行中の風を受けても腕が動かせます。チーム名や番号を大きく見せるための面でもありました。実用と表示、両方の役目を持っています。
ARCHIVE には 1950年代のインディアン モーターサイクルジャケットの記録も掲載しています。
買い付けの場所は、カリフォルニア州サクラメント、サンフランシスコ、オレゴン州ポートランド、そしてロサンゼルスのローズボウルに集まる業者からでした。ローズボウルの市が開くのは6時ですが、業者の車は午前1時頃から場外に列を作ります。取引はその列のなかで済んでしまう。6時に一般のお客さんが入ってくる頃には仕事が終わっていました。
※ この個体を具体的にどこで手に入れたかは、追って記載します。
いま、古着の買取業者はいくらでもあります。ただ、店によっては買った値段の10分の1で引き取られることもある。その結果、市場に出てくるのは「もう手元になくてもいい」品ばかりになり、本当に良いものは持っている人が手放しません。
TRADE は買い取る場所ではありません。売り手と買い手が直接つながる場です。値段は売り手が決めます。手数料は合計2.9%、偽物なし、値引き交渉なし。
ARCHIVE 一覧へ TRADE